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無力と偽善の僕
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作詞 凛句 |
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今 僕は一人ケータイを握り考えた
明日は良い日になるといいな
心からそう思うから
ある日 目の前で苦しそうにもがき苦しむ子供がいたんだ
僕より小さい小さな人間
それでも僕は何もできないまま
一人 顔を下に向け歩いていく
誰も知らぬ振り
僕もその一人だった
それが人の歴史
だから、人は嫌いだ
目に映るモノから目を逸らし
現実逃避はお手の物
なのに どうしてか
心は痛み そして 苦しむ
何も知らない振りして生きていくなんてムリがあるから
終わりのみえない この暗闇
一人歩いて 誰もいない世界へ
飛び立とうとする僕が今
泣いている
君は弱くなんかない
強いよ
本当にそうだ
だけど それは周りから見れば
僕は偽善者なのだろう?
良い人の振りして 自分だけが助かろうとしてる
印象だけのこの世界
ありきたりな嘘ばっかりで心が折れそう・・・
悪の根源は全て人間で
それでも 僕らはみんな生きてきた
何も知らない振りして 本当はみんな知ってる
けど どうして 手を差し伸べないの?
僕は人と人の中に生まれてきたのに
人を見ないで生きていたいと願ったんだ
もう終わりにしよう
描きつかれたシナリオも もうインク切れさ
ストーリーは中途半端で絵は出来上がってるのに
終わりがないってこういう事か
人の歴史は終わらない
あの日の記憶でさえも思い出さないまま
僕は 人と人の中で生きていく
みんなそうだろう?
苦しまずに生きていく方法なんてないから・・・。
この世界の中で無力な僕と偽善の僕という人間が生きている。
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