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イバラ
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作詞 matthew |
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上手な嘘つき同士 化かし合って闇の中
隠す 隠す 心
眩暈がしそうなくらい 幸せ過ぎて見失う
傷と 傷が 触れて
融けあうのなら 痛まないように
自分まで騙すだけ
出口はどこにもないさ ひとつふたつと重なって
僕ら 雁字搦め
イバラの奥に落とした涙を
拾えば混ざる赤い色
胸の鍵なら飲み込んだ後で
ハラワタで溶けてバラバラ
ねぇ 君の声を聞かせて
願っても今は遅すぎた 遠い二人
期待も不安も全て 無理に望まなかったけど
きっと それも 嘘で
繕う笑顔の陰で 不意に刹那の無感動
恋は 消えるばかり
イバラの奥で閉じ込めた言葉
戻れない真実の顔
欲しがってみても虚しくなって
温もりで埋めて合わせた
ねぇ 合わせ鏡の自分も
ホントの色が潰れて もう分からないよ
「どこまで行っても二つは二つで
交わらないけどそれも悪くないさ」
傷つかないために いつか僕に言った台詞だった
君と僕 何に引かれて どこで出会うの?
偽りのない愛 きっとそれも嘘
イバラの奥に落とした涙を
拾えば混ざる赤い色
胸の鍵なら飲み込んだ後で
ハラワタで溶けてバラバラ
傷ついたって欲しい真実は
永遠にこの手には余る
悲しいけれど 目の前の君が
嘘でも 騙されていたい
ねぇ 君の声を聞かせて
願うことさえ許されない 遠い二人
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