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鉢の金魚
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作詞 ガラシャ |
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君の手に連れられて
花火の音と一緒に帰った
君の部屋で泳ぎます
水の中に空を映せば
君は嬉しそうに笑います
ガラスの向こうの
笑顔の君が
あの時の花火に似ていた
音もなく白くなった部屋の外
君の部屋で泳ぎます
水の中に星を映せば
君は嬉しそうに泣きました
君以外は知らないから
ガラスの中で君を待ってます
涙を流しても解からないから
水に溶けてただ彷徨います
星を浮かべたその日から
消えた君
何処からか
花火の音が聞こえます
一人漂う星の中
君といられて幸せでした
きっとこれからもただ一人
ガラスの中でただ、彷徨うのです
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