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鈴虫
作詞 結城隆行
鈴虫が鳴いてる 一定のリズムで 
美しい声が響いてる
そっかもう夏も終わっちゃうんだなあ 
知らなかったわけじゃない

また季節は僕を置いて 先に行ってしまった
解かってるんだ 世界の中心は僕じゃない 
待ってはくれない

ただ鈴虫のその鳴き声が 
どうしようもなく今は癇に障る
君に会いたくなった 抱きしめたい この両手で 
君が壊れないくらいに 強く

日々抱える難題を自分なりに哲学して 
一人の夜が明ける
もうセミたちは重い鎧を脱ぎ捨てて 
空を飛びまた大地に還った

僕が終わるその時は 君が傍に居て欲しいよ
君もそんな気持ちで 
この朝を迎えてくれてるといいなぁ…

例えば鳥たちのその歌声が 広い海を渡るように
どうして僕の声は 張り上げても 
君の耳に届かないの

また季節は色を変えて 綺麗な一枚の絵になる
窓を開けて 世界の空気に触れるんだ
まだ間に合うから 僕はここに居る

ただ鈴虫のその鳴き声が 
そこに在ることを証明している
君も生きているんだ 同じ空を 感じている 
この唄だってきっと 届く

君に会いたい…君に会いたい…


僕はここで鳴いてる…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 鈴虫
公開日 2009/10/26
ジャンル ポップス
カテゴリ 恋愛
コメント 20歳の頃に書いた詩。タイトルそのまま鈴虫の鳴き声を聴きながら書きました。
結城隆行さんの情報













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