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眠りましょう
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| 作詞 黒い小指 |
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白く積もったベッドを用意しましょう
私は目を瞑りヘッドフォン片手に
流れゆく音楽で眠りにつくのです
空から遊びにきた雪の子供を知りながら
誰が見つめるというのですか
このオレンジに灯る街灯を
誰が美しいと思うのですか
空から降り積もる白雪を
誰が聴くというのですか
皆さんの歌声を歴史を
誰が眺めるというのですか
常に私たちの上にあるその空を
空は広いと 誰が言ったのでしょう
私が見つけた空は 小さく狭い
色んなものが邪魔をするのです
広い空とは 誰が得たのですか
迎えに来てください 私は眠り姫
何も落としてませんが時間です 目覚めのキスを
冷たい空気を漂わせ 唇にそっと触れたのは
果たしてあなただったのか
空から遊びにきた悪戯好きの子供だったのか
誰が知っているというのですか
この世の正義と悪を
誰が触れてあげるというのですか
ぬくもりを失くした冬の木々たちを
誰が違うと判断したというのですか
なにかを好くことと愛すことを
誰がつくりだしたのですか
美しくとも汚れようとも微笑みましょう
白く積もったベッドを用意しましょう
私は目を瞑りヘッドフォン片手に
流れゆく音楽で眠りにつくのです
空から遊びにきた雪の子供を知りながら
いつまでも想いながら眠るのです
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