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14歳。
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作詞 黒い小指 |
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ひとつ
私は大人になった
世間体だけ
確実に 流れ 流れ 時間(とき)がきた
特別な日だと 誰かが決めたの
何もやる気が起きなくて
目標も夢も 将来も幸せも
なにも見つけられてなくて
ひとつ
節目があるのに
変わらない
変えられない
怖いと言えばそれで終わる
逃げれば違う次が待っているのに
そうすることさえも怖いと笑う
だらだら生きてて良いとは思ってない
だけどどうして良いのかわからない
「どうせ死ぬなら早く...」
一番思ってはいけないことを
知らずに廻らせる自分がいる
自分が怖くて
「苦しまないで死ぬ方法があるなら...」
やっぱり逃げてばかりで
頭が痛くて耳鳴りがうるさくて
自分がわからない
ひとつ
私はやっぱりいつも
怯えている
確実に 震え 震え 目を塞ぐ
謝れば済むと いつも笑って
堕ちて堕ちて 起きあがれない
だから私は まだ堕ちる
のぼることを楽しめる日が
いつか来ることを 歌って待つ
でも今日はまだ 進めない
まだお休みの途中 歩けるまで
「14才に、なりました。」
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