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雨
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| 作詞 beak |
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ざあざあと雨の音が
段々と心地よくなっていく
けれど私は雨が嫌い
窓を伝う水滴を 指先でなぞりながら
出て行ったあの人を思う
こんな酷い雨の中じゃ 鼻歌も聞こえないよね
水たまり軽やかに飛び越えて
会いたい気持ちはいつも突然で
会えない痛みは今も消えなくて
どこから来るのかこの雨は
私の体を芯まで冷やす
ざあざあと雨の音が
段々と大きくなっていく
これ以上強くなる気か
前にあなたが言っていた
「君が悲しむから雨が降るんだ」
もしそうならば 私は何が悲しいのかな
気づいたらこの雨はもう降っていて
気づいたらあなたはもういなかった
なぜこの雨は止まないの？
あなたが言ったとおりなら これは全部私のせい
でも私はとっくに笑っている
あなたのこと思い出して笑っている
なのに……
だから私は雨が嫌い
会いたい気持ちはいつも突然で
切ない気持ちは募っていくばかり
どこへ向かうのかこの雨は
あなたの姿をかき消していく
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