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白金懐炉
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作詞 void |
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無骨に抱きかかえられた 節くれた大きな手は
雪舞う空の下なのに なぜだろう あたたかだった
毎年逢えるの待ってた 大きな暖炉と冬山
煙草と油のニオイの 大きな背中とジャケット
※雪の降らないこの街で 冷たい風に慣れたのは
いつもあなたがこの胸で ほほえんでいてくれるから
どこでも付いていってたよ イタズラで叱られても
いちめん白い景色でも なぜだろう 安心だった
突然決まった別れと せわしく集まる人びと
不思議なキモチで見上げた 大きな笑顔の写真
あの日言えずにいたことを 今はいくつも思うから
不意に心がやるせない なのに思い出 いとおしい
空調でのぼせ気味のオフィス
ドア越しに転がりこむ真冬
白い息 冷えだしたマフラー
枯れ枝と 震えてる街灯
(※repeat)
雪の降らないこの街で ぼくは今日も生きている
いつもあなたが点してた 銀の懐炉と暮らしてる
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