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天狼星 -Sirius-
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作詞 void |
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裏切りはどんな目をして その扉へ誘(いざな)ったの
川底に身を横たえて もの言わずに俯くだけ
憎しみはどんな刃で その躰を引き裂いたの
乾く風 季節を変えて 砂の大地紅く染める
幾千の巡りの中 信じる術を亡くして
寄せ返す夢の潭で 小さく震え続ける
モウダイジョウブ
照らしてあげる 怯えないように
あの日貴方が してくれたように
照らしてあげる 迷わないように
あの日のままに 続く道のりを
夏の朝 東の地平 重なり合い燃え出すころ
悲しみは水面に溢れ 紅い砂は碧(あお)の海に
ひび割れた皮膚をまとい 微かな息を殺して
貴方の切れ端たちが 幾つも涙を流す
モウダイジョウブ
照らしてあげる 怯えないように
夜の闇にも 負けないくらいに
照らしてあげる 迷わないように
目を閉じてても 感じるくらいに
神話のような奇蹟が 絵空事だとしても
神話のように貴方を 愛し続けるでしょう
モウダイジョウブ
照らしてあげる 怯えないように
照らしてあげる 迷わないように
抱きしめていて 離れないように
踊り続けて このまま二人で
(時が流れて
老いたとしても
時が訪れ
終わりが来ても
時を燃やして
灰になっても
時がいつしか
凍りついても
照らしてあげる
照らしてあげる
抱きしめていて
踊り続けて…)
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