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雨道
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作詞 エリィ |
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雨道を独り歩き 微かな音が支配する中
耳を塞ひで謡ふ 貴方ノ声が届かぬ様に
暗く茂る雲空が 支配してる僕ノ心さえ
届かなひ僕ノ声 還りも仕無ひ 嗚呼
クルリクルリ畳んだ傘を 廻しては泪掻き消す雨に抱かれて
微笑みを浮かべた
スルリスルリ擦り抜けてった 貴方ノ後ろ姿さえ雨で消へてく
もふ二度と還ら無ひ
流れてく雨追ひ掛けて 辿り着けば何かが其処で
僕を待つて呉れて居る そんな気分にさせて何時でも
どん底に軽く落とす 逃れられる術も無ひ侭
還れなひ僕ノ声 聞こへも仕無ひ 嗚呼
フラリフラリ何も見へ無ひ 木漏れ日さへも未だ注してわ来なひから
笑へ無ひ笑ひたゐ
ポロリポロリ雨に溶けてく 此ノ想ひさへも消へて呉れたら良ひのに
願ひわ叶わなひ
此ノ空の様に貴女わ生きる 気まぐれに歩ひてく
振り返らず 僕を忘れて・・・嗚呼
クルリクルリ畳んだ傘を 廻しては泪掻き消す雨に抱かれて
微笑みを浮かべた
スルリスルリ擦り抜けてった 貴方ノ後ろ姿さえ雨で消へてく
もふ二度と還ら無ひ
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