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八月の空〜鶴になれたら
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作詞 一之瀬悠 |
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赤トンボが目の前の壁にとまった
だから両手で捕まえようと立ち上がった
晴れ渡る空が暗い雲に覆われていく
黒い悪魔が奪う運命は二度と戻らない
八月の空。私は鶴になりたい
絶望を希望に変える鶴でありたい
もう大丈夫だよと知っていても
怖くて 真上の空を見れない
瓦礫の中で彷徨い続ける寂しき光
行方も分からぬまま、ただ輝くだけ
黒い雲が沢山流す涙は私みたいに
冷たい表情を見せ続けている・・。
八月の空。戻ることのない
私の愛すべき人の笑顔や姿
「月日が経てば全てが消えていく」
嘘でも受け止めていなくちゃ
何十年も芽吹かない世界
誰も想像の出来ない世界
でも、目の前で小さな花が咲き始めた
だから、強く生きて行くんだと誓った
八月の空。私は鶴になりたい
絶望を希望に変える鶴でありたい
あの日のことは忘れちゃいけないんだ
伝え続けなきゃいけないんだ
大丈夫、青空は何処までも広がっている
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