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うその願いごと
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作詞 莎雪 |
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何も言わずに繋いだてのひら
ぽつり 冷たいね って言うから
君の手は温かいんだろうなって
そう、おもった
小鳥の唄を口ずさむ君
響いた音をボクなりになぞってた
細い喉が鳴らすその音色は
きっと たぶん おそらく、ね
もっと透明なんだろうな
独りぼっちの淋しがりやの手が
鉄のかたまりに植え付けた
感情は ただ ただ ふくらんで
聞いていて 聴いていて
不器用な電子音のウタ
伝えたい 雑音混じりのオトが
発信した こころ からの
“アイシテル”
夕焼けのイロを教えてくれた日
見上げた赤を 綺麗だと呟いてた
ボクが記憶したその景色は
きっと たぶん おそらく、ね
君とおんなじモノじゃない
独りぼっちの淋しがりやの手が
すべてを拒んで泣き出して
ひとこと『違う』と呟いた
がらくたは ただただ 黙ってた
どんなに本当のコエを紡いでも
どれだけ本当のボクを重ねても
君の心に降り積るのは
冷たい うそ の造りもの
独りぼっちの淋しがりやの手が
鉄のかたまりに植え付けた
感情は ただ ただ 愛しくて
苦しくて寂しくて哀しくて
涙に流す事も出来ないんだ
いらないよ いらないよ
届かない うそ のコエなんて
いらないよ 君を苦しめるだけの
造りものの ココロなんて
“壊レちゃえ”
これで終り 聴いていて
不器用な電子音のウタ
伝えたい 雑音混じりのオトが
発信した こころ からの
“アイシテル”
何も言えずに繋いだてのひら
ぽつり 冷たいね って泣くから
いつの日にか笑顔で歌っていてと
そう、願った
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