|
|
|
君と世界
|
作詞 飴色 |
|
届きそうなのに あと少しなのに
近付けば近付くほど
この心の叫び声が聞こえる
そうかそうか、これもきっと嘘なのか
この星の一生命として
果てしない限界に挑んでいた
君の笑顔だけが頭に残るから
人間としての役目を忘れそうになる
届きそうなのに あと少しなのに
近付けば近付くほど
この距離が何かを嘆いている
そうかそうか、いまだに必死なのか
人類の歴史の一端として
突拍子も無いことを試してた
君の泣き顔が頭に浮かぶから
自分の中の約束を破りそうになる
どっちにしたってもう破っちまった
届きそうなのに あと少しなのに
近付けば近付くほど
また何か不思議が見つかってしまう
そうかそうか、まだ俺らは人間なのか
神にでもなったつもりか 満足に世界を愛せないくせに
孤独を楽しんでるつもりか 届かないところに手を伸ばすのに
それで君は楽しんでるのか 目から流れるものが涙だと既に知ったくせに
そして俺は人になったつもりか いまだ何も知らない動物なのに
いまだ誰かの愛し方が分からない野獣なのに
届きそうなのに あと少しなのに
近付けば近付くほど
また理性のかけらが一つ消えていく
届きそうなのに あと少しなのに
近付けば近付くほど
世界はこんなにも俺を拒んでる
思い込みなのに 冗談なのに
考えれば考えるほど
俺は見えない何かと握手した
そうかそうか、いまだに俺は人を愛せないのか
そうかそうか、いまだに俺は俺を愛せないのか
|
|
|