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受験生の夏
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| 作詞 ぽたま |
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まだ初夏だっていうのに もう蝉がうるさく鳴いてるよ
でも蝉って一週間で消えてしまう だから一週間分の声出してんだろうな
今年もきっと 夏休みは夏期講習で埋まるだろう
プール 海 祭り やりたいこといっぱいあるんだけどな
この前友達に言われたこと 「誰と祭り行くの？」
考えてなかった あいつ誘っていこうかな
楽しい夜くらいは そういう関係の人と一緒にいたいから
ガキでいられて 最高の気分で楽しめる夏は これが最後だと思う
もういい加減自覚してるよ 受験生だし 勉強第一だってこと
でもまだ遊びたいよ 大人の階段上りたくないよ
頑張っても挫折するの目に見えてるから 今はまだガキでいたい
やりたいことしてるだけじゃ駄目だって 何か思った
周りが走り始めてる ゴールはまだ見えないけど
去年の夏 今より青春してたなって まだ鮮明に思い出せるよ
今目の前には“勉強”の二文字 受験生ってこんなに大変だったんだ
やりたいことやれなくて ただひたすら見えない敵と戦って
でも周りより先にゴールして 勝ったその時の気分って
きっと計り知れないくらい 喜びで満たされるんだろうな
幼い頃から勉強は嫌いだったよ でも今は過去形にできるんだ
好きな教科があって 嫌いな教科もある そんなの当たり前
「私立向けの成績」って言われたけど 全部クリアして公立合格目指すよ
だから見守っていてください 心配だけは掛けたくない
両親がくれたこの体が悲鳴をあげても この一年は自分の為に捧ぐ
弱音吐くことあると思うけど 頑張るよ 自分に負けないように
プール 海 祭り そして受験勉強 ぶち当たってやろう
一番の味方であり敵なのは自分だから 自分に負けないように
一つのゴールに向かって この夏 仲間と走り出す
蝉のうるさいくらいの声援を 背中に浴びながら
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