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Love letter♀
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作詞 真織 |
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暁の空がだんだんと色づくのを
今朝眠れなくて初めて見た
昨日の夜君からのメール
「明日出発するよ」って
仲間にも同じメール送ったんだ、多分
駅のホームまで見送ろうとして
ポケットに君へのLove letter 入れて
玄関とびだし君のところへ
走った少しでも君といたかったから
君はもうこの電車で本当に遠くへ行ってしまうんだね
思い出も涙も酸いも甘いもスーツケースに詰め込んで
さよならなんて言えないよまだ離れたくないよ
唇かみしめて止まったら座ってしまうから
走り続けた君のもとへ
僕は運がよかったんだ絶対
見送りにだれも来なくて
君はつぶやいた
「みんな用事があるって」
僕だけにメールしてくれたらよかった
いつ渡せばいいんだろうLove letter
タイミングばかり見計らっていたから
エンディングトークは短くて
悲しい気持ち波になっておしよせる
君はこの電車に乗って僕の知らない所へ行ってしまうんだね
青春も笑顔もドロップもガムも胸に押し込んで
笑ってばいばいなんてぶきっちょだからできないよ
なるべくたのしげに黙ったら泣いてしまうから
隣にいる最後をきざみこんだ
もっと早く渡せばよかった
手紙は一ヶ月前から書いていたのに
何故だろう手をのばせば
君はつないでくれないと思ってたのかな
君はもうこの電車で本当に遠くへ行ってしまうんだね
思い出も涙も酸いも甘いもスーツケースに詰め込んで
さよならなんていえないよまだ離れたくないよ
勇気を出して君に話しかけた
最後の力で「あのね」
言葉が出ないよこれまでの楽しかった日々が
頭の中をめぐってのどの奥につっかえてるんだ
探した言葉を探したよ精一杯
余分な言葉が邪魔してる
君がいってしまう早く言いたい伝えたいよ
二文字の重さを今はじめて知ったんだ
やっと言い出した言葉は
「いままでありがとう さよなら」
そのとき電車のドアが閉まった
Love letterは渡せなかった
あのとき君は口を動かしていた
読み取れなかったけど
とりあえず笑顔でうなずいた
Love letter 開いて見てみたら
あのとき言った同じ言葉が書いてあった
いくじなし いくじなし
君が好き
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