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あたしのいない世界で
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作詞 友場 洋 |
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人を愛すると言うことは
人を信じると言うことで
裏切られると言う事実を
忘れられるかどうかです
独占までは望まない
あなたの笑顔が欲しかった
ただそれだけを望むことも
重荷だったと言われました
あなたの為だと思い込み
自分のことなど省みず
散々尽くした結果は
ただ疎まれて終わりです
人を愛すると言うことは
人を信じると言うことで
裏切られると言う事実を
忘れられるかどうかです
叩かれて強くなる鋼には
どうせなれやしない
覚悟すら手に出来ず
欠けた月を見上げている
独りで生き抜く強さも持てぬままに
独りで生きてく扉を選んだから
愛も知らず 温もりも知らないけれど
あたしはここで笑う
人を信じると言うことは
自分を委ねることだから
置き去りにされた後には
自分すら残らないのです
優しさだけを見せられて
あなたの全てを分かったと
ただ何もかも差し出して
音沙汰すらも消えました
あなたの言葉に焦がされて
自分の想いは押し込めて
疑うことすら閉ざした
間違ってると知りながら
人を信じると言うことは
自分を委ねることだから
置き去りにされた後には
自分すら残らないのです
潰されて芽を生やす小麦には
どうせなれやしない
諦めの砂の中
涙すらも枯れ果てたら
孤独に耐え抜く勇気も持てぬままに
孤独が自分の居場所と気付いたから
耳を塞ぎ 目も心も閉じたままで
あたしはどこへ行こう
人を断ずると言うことは
自分をも殺すことだけど
今とひとつも変わらない
だからそれでも良いんです
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