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魔櫻神 人時
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作詞 shin |
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愛しみ 燃え吹き咲く 憐れな時よ
ほんの小さくてもいい 私の鼓動へ 囁いて
忘れる ただそれだけの罪 でも
貴方はこの夜を待ってはくれない
聞こえる? この震える悲しみ
涙を流して土が数える
明日 今日 そして 昨日
いつ 僕は産まれたの 輝く星が変わっている
抱えきれずに溢した唾は
ただ 僕に降り注ぐだけ
光が孵る頃 誰の命が包まれてゆく?
刺されて 迷い啼く 黒き闇よ
私を殺して 赤子のように呪って
今日はただ疲れただけ 君の唄を聞いていたい
沈みゆく 夕日と海
まるで陰が欲しがっている
舌が拒む酸の香り
この僕が欲しがっている
月明かりの無い宇宙より暗く 海辺より暗く
尊い運命を引き摺って
酷く まどろむ 罪な愛が
この嫌いな夜を変えていく
甘く 汚らわしい 黒砂糖
指の中の大夜にすり抜けてゆく
愛しみ 燃え吹き咲く 憐れな時よ
ほんの小さくてもいい 私の鼓動へ囁いて
忘れる ただそれだけの罪 でも
貴方はこの夜を待ってはくれない
この入口が息塞ぐ頃 凍っている
この瞳がそこへ逃げたくて 止まっている
刺されて 迷い啼く 黒き闇よ
私を殺して 赤子のように呪って
愛しい 燃え吹き咲く 憐れな時よ
ほんの少しでもいい 私の鼓動へ囁いて
忘れる ただそれだけの罪 でも
貴方はこの夜を影と嫉妬するだけ
赤い深紅と緑の月が灯りをひとつにして
僕の愛を奪おうとしている
途絶えたものを 吹き返す頃
それは私の髪が靡く時
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