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青い雨
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作詞 oreneko |
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降り続く雨の中心で 僕は一人立ち止まる
冷たさで震える両手が 空に影を作った
いつかの夜の中で 意味が分からず泣いていた
「ずっと愛してるよ」と笑った君は 不思議と飛べたみたい
「何にも なにも 無い私だけれど 神様が
一つお願いを聞いてくれるなら 私は・・・」
訳もないのに泣いた 泣いた僕は
空見上げ笑った 空っぽの場所へ
今すぐに僕も 飛べるなら
すぐにでも追いつくのに
止まない雨の中心で 頬に水が流れた
とても冷たくて孤独だよと 伝えてるみたいに
体に力が入らずに 情けなさで水の量は増す
これじゃあこのままじゃ 僕にも羽が生えるだろう
「私は 白く 光輝く羽が 欲しいんだ」
そう言って流した涙が 羽になってくれたのかな
訳もないのに泣いて 泣いて君は
さよならも言わず消えた 今僕の
身にかかる雨は 君が流した
涙だろうか 羽だろうか
ここに立って僕は君を想い
それも伝わらずに でも分かっている
歩きださなきゃ 先には進めない事を
君への報いに ならない事を
訳もないのに泣いた そんな僕に
光射すあの空 その奥の
輝いてる道 きっとその先で
君が見守って くれてると信じて
訳もないのに走った きっと僕は
君を求めてた あの夜空に
向かって流した涙は 無駄なんかじゃない
もうこの足は止めない
今なら言える 君にはきっと届かないけど
この僕は 地上から 空にいる貴方を
ずっと愛していると
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