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雨のち晴れ
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作詞 HaRy |
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冷たい雨降る寒い日は
白い溜息がよく映える
どうせ寒いなら雪のほうが
視界を綺麗に染めるのに
握って開いてまた握って
鈍い感覚確かめながら
暖かな君の手思い出して
一人感慨にふけってみる
雨上がり濁った水溜りには
今の自分がよく似合う
どうせ映るならより鮮明に
この顔虚しく映してほしい
つねって叩いてまたつねって
痛み感じぬまで繰り返しては
夢見心地のあの頃思って
西の空を眺めてみる
冷たい雨降った冬空の
霞んだ茜色身に沁みる
どうせ晴れるなら雨のほうが
コントラストが心を動かし
隠して閉ざした心開いて
散らかり放しの思い出を
アルバムみたいに綺麗にしまって
前を向いて歩いてみる
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