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虹の詩 ―ニジノウタ―
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作詞 謡野 |
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―――いつかきっと 辿り着ける
吹き荒れる凍風(カゼ) 泥と岩だけの足元
頭上見上げれば黒い空 刺すように痛い雨
どこか遠くで唸る雷鳴
そんな世界の道なきミチを ぼくは独り 進み続ける
あの空の向こうまで
くたくたにつかれて 何度足を止めただろう
風鳴りが子守唄に聞こえる ゆっくりと休みたい・・・
それでもなお 倒れる事の無く
止まってもまた 歩き続ける
重い足を引きずって 見上げるのは遠い空
そんな世界に時々差す 暖かな陽が
凍った僕を とかしてくれる
ふらつく足元も この強風(カゼ)も 変わらないけど
その時ばかりは 雨が止み 黒い空はどこかへ消える
水溜まりの中に立ち 見上げた先には 七色の光
僕に力をくれる 小さな『楽しさ』の結晶
この光に憧れて 僕は歩き続ける
いつかきっと 辿り着ける
あの空の向こうまで
僕が僕の道を創る
そう いつか 辿り着くよ
この世界を背に 光を見れる場所
光になれる場所へ
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