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浴衣
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作詞 竜二 |
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夏最後の祭り 君を誘えなかった
"大器晩成"も虚しく 言葉だけが独り歩き
しょっぱい泪の味 まだ唇に残ってる
一人寂しく露店をさまよう 君をさがしているように
音楽が鳴り響いて 花火がもうすぐ上がる
それまでに君と出逢いたい 後ろ姿を捜す
最後の最後の夏よ どうか僕を照らして
あの娘も僕を捜していると どうしようもない夢物語
暗がりの細道で君を 君の姿を見つけた
"大器晩成"よ有と成れ 咽喉よ声を振り絞れ
振り向いた君の顔 初めて見る浴衣姿
僕の顔見て悲しそうな眼をした 開きかけた咽喉が詰まった
最後の最後の夏よ どうか僕を照らして
あの娘と肩を並べて歩く どうしようもない夢物語
どうしようもない事でも なんとか叶えたいよ
僕らの言葉を押し込めるような 暑い空気よ消え去れ
最後の最後の夏よ どうか僕を照らして
"大器晩成"よ有と成れ 咽喉よ声を振り絞れ
最後の最後の夏よ どうか僕を照らして
思いよ君に届けと どうしようもない夢物語
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