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泣きむしの唄
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作詞 竜二 |
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泣きむしの子犬 誰かにそばにいて欲しくて
いつも大声で鳴く 誰かに聞こえるように鳴く
泣きむしの子犬 誰かのぬくもりが欲しい
小さな身体丸めて 僕のそばで寝る
食いしん坊でやんちゃ 家の中より外が好き
だけど寂しくなったら ドアの前で気付かれるように鳴くよ
少しずつ成長して やがて大人になる子犬
今はたくさん鳴けば良いさ たくさん愛してあげるから
泣きむしの小犬 ある日突然倒れた
病名は白血病 治す方法はなかった
泣きむしの小犬 それから鳴かなくなった
小さな身体丸めて 震えながら寝る
ご飯もまったく食べない 動き回ろうともしない
どんなに怖いだろう 命を削られていくのが
僕の居ないときに 小犬は息絶えた
寂しがり屋の泣き声は もう聞こえはしない
泣きむしの子犬 もしまたあえるなら
君に首輪をつけたりしない 自由に生きて欲しいから
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