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青空の卵
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作詞 惇、 |
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割れないように 腐らないように
手は加えないで 見守っていて欲しい
すべて刻みこまれた 黒い過去よりも
「キラリ」刻みこまれる 今をみて欲しい
飾りはぜろで 誇りがひとつ
鼓動と呼吸の音を鳴らす
「しあわせだよ」と確かに言える
白い毎日のなかで 強く傷ついていたい
仰ぐ青空の自由な色に染まるとき
風を切り裂いて どこまで行けるだろう
透明な心 青空の卵
一点のひかり みつめているよ
バレないように 眠ってるように
形はないままで 目覚める日も知らない
あっけなくこぼれた 幼さの欠片も
「キラリ」涙こぼれるなら 取り戻そう 粉々のまま
慎重に 巧妙に 大胆に廻る
鼓動と呼吸の駒を廻す
言葉の代わり 微かに漏れる
白いため息を追って 空を見上げて泣きたい
雨に打たれても 陽射しがまぶしくても
胸に優しさのお手本が咲いている
大切な人を 微笑ませてあげたくて
あなたの瞳を 忘れないでいるよ
自分よりもしあわせにしてあげたい 誰かを想ったとき
不思議と優しくなれる気がするから 笑う
からっぽにするのも嘘も駆け引きも あんまり下手くそだから
ちいさな等身大のまま 一緒に涙をながしたい
例えリアルには かすみの向こうに溶けても
産声の瞬間まで ダイヤの意志で揺れてくれる
仰ぐ青空の自由な色に染まるとき
風を切り裂いて どこまで行けるだろう
優しいあなたが あの空になるよ
青空の卵 変わっていくよ 実っていくよ 青空の卵
だいじょうぶ。
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