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つないだ手
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作詞 あんなかゆい |
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あぁ 今年もここに3度目の季節が訪れる
そう まぶたをとじて吸い込んだ冬のにおい
斜め後ろで見てた横顔
子供みたいに無邪気に笑ってたね
「寒いね」と白い吐息浮かべて つないだ手 近づく距離
誓ってくれた約束も今は色あせた記憶
あぁ 枯葉の上をひとりきり歩くよ 早足に
もう オレンジ色に染まる雲 消えていった
ポケットに手をしまって強く
握り締めると爪あとだけ残った
まっすぐ続くこの道の先に誰かが待っているのなら
うつむいたままの私にそっとささやいてほしい
足をとめて少し耳を澄ましてみる
聞こえてくる音に探す君の声
隣に君がいてくれることを当たり前に思っていた
離れて気づくことがありすぎてまだうまく笑えなくて
すれ違う恋人達に映る 二人の面影
「寒いね」と白い吐息浮かべて つないだ手のぬくもりを
忘れないように胸にしまって ひらいた手のひら
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