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風の歌を届けて...
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作詞 ж怜哉ж |
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生温い風が頬を撫でて
涙をさらってく
風の歌が僕の瞳を
また濡らしていく
繰り返す命の意味はわからない
繰り返す過ちの理由(わけ)は人の弱さ
世界中に刻まれた
大きな傷跡は
ふとした瞬間に
疼くほどにまでなった
悲しみを胸に抱いた叫び声は
遥か遠い空の下で切なく響いた
僕らの笑い声を
風に乗せて放とう
風鈴は永久に
その音色を響かせる
狂おしいほどに愛しいメロディ
いつか泣いてるあなたに届きますか?
僕ら風に吹かれながら揺れている
僕ら過去に倣わぬよう手をつなごう
その笑顔を笑い声を風に乗せ歌おう
遠い未来の子供たちに届きますように
笑顔を絶やさぬよう いつまでも
この痛みをこの傷跡ずっと忘れぬように
時を越えてその未来へまた響かせよう
叫び声も笑い声も僕らたしかにきこえる
同じようにそれ以上に未来へ放とう
能天気なこの無防備な僕らの声を
風に乗せて夢を乗せて空に祈ろう
風の歌を届けて 遠い世界まで
その旗をたなびかせて涙を証にして
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