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忘却と約束の桜
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作詞 ж怜哉ж |
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静かな教室に響くピアノの音色
駆け巡る思い出の残像
込みあげる感情を切り取って
僕らは余韻に浸る
窓から覗く景色に瞳を焦がして
同じ色を額縁に飾ろう
少しずつ消えていく記憶が
色褪せないように。。。
涙の花が咲き誇る “別れ”の痛みを知った日
巡る季節に意味を忘れても
この香りに この桜に
出逢うたびに思い出してほしい
春風 なびく髪に漂った花びら
悲しみを散らした魔法に
微笑みを浮かべて手を取って
ほのかな陽だまりになる
集めた光りはやがて影を帯びる
制服のボタンをひとつ外して
怖れてる果ての見えぬ路の
一歩目だけ 手を繋いで。。。
時計の針は止まらない 夕焼けがそれを教える
温もりを奪うほど手を振っても
凍えぬため 忘れぬため
懐かしむために指切りをしようよ
きっとこの先にある 不安の色を
今は忘れて 桜の花びらに重ねて。。。
涙の花が咲き誇る “出逢えた”喜びを知った日
巡る季節に迷いそうなときは
この香りを この桜を
目印にして逢いに来てほしい
僕らのこと思い出してほしい
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