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ヒトシズク
作詞 KALDI
街の灯りの ぼやけたオレンジがやけに虚しくて
落ちた雨のヒトシズクが 音を立てて壊れてく
雨が降ると 決まってぼくはいつもの場所
風に鼻を突き出して あの日の匂いを探してみる

なにかすれば このにおい失ってしまいそうで
のどの手前 ぼくはせきを閉じ込めた
いつもの場所 ひとりここで

風が吹いて 飛ばされた小雨のしずく
きみとぼくの思い出は
いたずらに打たれて色を変えていく

なにをしたら このにおい忘れられるのかわからずに
ひとつふたつ ぼくは軽くせきをしてみる
大丈夫? ぼくの顔覗き込んだきみを
少し余計に思い出してしまっただけ

あの日のふたり
交わす言葉もなく歩いた帰り道
きみの冷たい指先
僕の手にそっと触れたこと
思わずきみを抱きしめて
ただ消えないようにと
差し込む今日の陽がまた
きみの影を連れ去っていく

なにかすれば このにおい失ってしまいそうで
のどの手前 ぼくはせきを閉じ込めた
やっぱりずっと この想い忘れてしまいたくなくて
ナミダの手前 ぼくは深く息を吸い込んだ
新しい風 心の奥にきみをしまい
ひとりここで

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ヒトシズク
公開日 2008/11/18
ジャンル ポップス
カテゴリ 失恋
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