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夢列車
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作詞 (株)リアリガ |
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次の駅は「勘違い」 次の駅は「勘違い」
勢いだけのお客様はお降り下さい
次の駅は「仕方ない」 次の駅は「仕方ない」
その一言で終わるならばお降り下さい
楽をしたくて 椅子を占拠して
吊り革持った人が恨めしそうにゆらゆら
ここで遠慮して 座席譲って
自分にとって得はない そう特にない
次の駅は「金がない」 次の駅は「金がない」
安定求めるお客様はお降り下さい
次の駅は「実らない」 次の駅は「実らない」
無駄な時間と努力だった お降り下さい
才能ないって 一蹴したって
降りたやつらはいつまでも見送っている
ここで挫折して 何があるって
きっと優しくて惨めで 辛くて楽しい日々
がらんとした車内で アナウンスにビクついて
窓の外はまだ同じ景色
もう何年乗り続けて もしかして乗り過ごした
そう思えるほど長い年月
次の駅は「勘違い」 本当にもう「仕方ない」
見渡せば降りる人々 気づかないのか
次の駅は「金がない」 でもあっても「実らない」
震える足は出口へ 降りてしまおうか
扉が閉まって 一人たたずんで
僕はまだ列車の内側でもがいてる
ここで終わらせて いっそ乗り換えて
それで悲しくて幸せな 喜びと苦悩の日々
がらんとした車内で アナウンスは響いてる
窓の外は今日も同じ景色
もう何年乗り続けて 同じ駅を繰り返して
どこに向かっているのだろう
多分誰もが気づいてはいたんだ
一ミリたりとも動いちゃいなかった
だって駅名はいつも「夢への始まり」
ほらまた心の声が告げる
がらんとした車内で アナウンスは響いてる
窓の外は今日も同じ景色
もう何年乗り続けて 同じ駅を繰り返して
動かないから動くしかないよな
自らのその足で 自らのその声で
思いを意志に変えて告げろ出発を
自らのその足で 誰でもない自分自身で
歩き続ける 長い年月を
まもなく終点「夢の始まり」
「夢の続き」まで行く方はお乗換えです
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