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君の為に降った雨
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| 作詞 ねこでこ。 |
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白く汚れた鴉の羽根は
静かに 僕の前を過ぎる
明け方の 住宅街
怖いほど 静かすぎた
君の隣に居た事が
君を汚すのであれば
すぐにでも 立ち去ろう
・・・ごめん
「君の為」を
情けなく 言い訳にした
少しずつ 音が大きくなる
さっき降りはじめた 温かい雨
僕は どうすればいいのかな
悲しむ君を抱きしめられない
せめてこの雨が 君を包んだなら
僕が汚れていたとしても
君の涙を 拭えるだろう
本当はそうなんだろう きっと
僕に「もう一度」はないだろう
もし「もう一度」を
僕にくれるのであれば
君を 君の優しい笑顔を
君の温かい涙を
・・・抱きしめたい
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