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ぼくのキビダンゴ
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作詞 Little By Little |
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子供の頃に夢見てた お菓子の家とか魔法使いとか
それは昔大好きだったあめをなめてるように
少しずつ少しずつ僕の創造からなくなっていく
代わりに口にくわえたあめは
何度なめても好きになれない味で
なめればなめるほどに嫌いになっていくんだ
甘ければ甘いままのあめだけれど
苦ければ苦いままのあめだ
そうやって分かりやすい味が続いたらいいのに
子供の頃はいつもすぐ傍に 絵本の中の世界があるんだって
今じゃ目にもつかないような L−Rにまで
目を凝らして時を歩いていたよ
夢の世界を探すときには
大好きだったあめをお供につけて
どこかで悪さをしている鬼を探しにいくんだ
甘いあめは僕にとってのキビダンゴ
近くを飛んでたチョウチョ カマキリ味方につけてさ
鬼退治に向かっていられればいいのに
子供の頃に夢見てた 絵空事に過ぎないけれど
それでもあの頃は幸せだった
生きてれば生きてるほど創造は科学で不可能だと
四の五の言わずに言い切られるけども
昔大好きだったあめの味を
思い出すたびに昔の僕を好きになっていく
甘いままのあめをいつまでもくわえてはいられない
でも僕はいつも思い焦がれてしまうんだ
口直しにもう一度なめたいな 甘いあめ
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