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作詞 サブマリン
哀しみを見つめながら 僕は何を思う?
七色に映る光の下 凛と生きる命
光と影 流れてゆく時のなか
出会い別れを幾度も繰り返して

いつだって 何処だって
ふと蘇る景色がある
それは 歓喜の瞬間ではなく
邪悪のない強い哀しみ

どれ程の時が流れても
どれだけの人に出会っても
たくさんの風雨にさらされた蕾は
変わる事はないでしょう
真っ暗な夜を越えて 凍える冬を越えて
桜は今 儚げに咲き誇る
舞い降りた花びらに また一つ願いをのせて
願いをほら 言葉にかえて

寒空を放射状に撫でて 映っては消える幻
薄暗がりで夜露に湿る木々を見ていた
一人流す涙 強さと弱さは孤独の意味
出会い別れの中で今 立ち止まり見上げて

いつだって 何処だって
解け切れぬままの欠片がある
それは 花開いた思い出ではなく
蕾のまま 流された想い

どれ程の時が流れても
どれだけの人に出会っても
孤独な痛みを抱えてきた蕾は
変わる事はないでしょう
真っ暗な夜に迷い 凍える冬に萎れて
桜はなお 温もりを抱きしめる
舞い降りた花びらは 擦り抜けて消えた
いつかの春のよう 空を見つめて

いつだって 何処だって
ふと蘇る景色がある
それは 歓喜の瞬間ではなく
邪悪のない強い哀しみ

どれ程の時が流れても
どれだけの人に出会っても
たくさんの風雨にさらされた蕾は
変わる事はないでしょう
真っ暗な夜を越えて 凍える冬を越えて
桜は今 一つ一つ 思い想いに咲き誇る
舞い降りた花びらは 擦り抜けて消える
いつかの春と同じ 空を見上げて

舞い降りた桜に もう一度だけ願いをのせる
春の空に舞う花びらを 一人見つめて
いつか 同じ時を過ごしたあなたを想って

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歌詞タイトル
公開日 2007/03/18
ジャンル ポップス
カテゴリ
コメント 詩を書き始めた頃から、『桜』という詩を書く事を夢見ていました。何度も断念して、3年もの間、ずっと書き直し続けてきて、やっと今年の冬に一つの形になりました。今までの自分が書いた作品の中では、一番丁寧に、深くゆっくり書き上げました。あの頃の自分へ、そしてあなたへ。
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