|
|
|
僕は僕である
|
作詞 サブマリン |
|
辿り着いた場所には 何も無かった
差し出してもどうにもならない手紙に綴る
自分の本音と弱さを そしてまた宛名を自分の名前にする
どうしても届かない
誰かに届ける前に 自分が書いた言葉が
自分の心には届かない
“僕は僕である” そんな実感を掴みたいがため
そこにあるはずの無い 哀しみを喜びを綴ってゆく
「心」という名前を貰った 自分勝手さを
幾度も繰り返す事で 許される日を待っている
巡り巡った季節には 何も無かった
今さら振り返っても 懐かしさに埋没するだけ
美化されて 自己満足に守られた幻想に心酔する
どうしても分からない
何かを犠牲する事に 正しさなんてあるのか
自分に突き付けられる問い
“僕は僕である” そんな実感が揺らいでもなお
そこにあるはずの無い 正解も間違いを抱きしめている
「器用さ」という名前に変わった 狡猾さを
幾度も繰り返す中で 僕らは大人になってゆく
「君は君であって あなたはあなた」
自在に姿を変えては 終わりがないと信じながら
やがて来る終わりへと 向かってゆく
“僕は僕である” そんな実感を掴みたいがため
そこにあるはずの無い 哀しみを喜びを綴ってゆく
「心」という名前を貰った 自分勝手さを
幾度も繰り返す事で 許される日を探している
許されるはずのない罪を 背負いながらも
|
|
|