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そら、なみだ、それから
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作詞 428 |
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枕元には
壊れた時計
直そうとしても
動かなくて
短針と長針は
もう逢えなくなった
僕は時計を6時にして
動かないまま
元の場所に戻した
電線越しに見える曇り空
まるで何かを
伝えたいかのように
だけど僕には分からなくて
寒いからって閉じこもった
気が付けば
ベッドの上
知らないうちに
眠っていて
左頬には
また一筋のあと
とにかく部屋を飛び出して
半袖のまま
雨振る外に出た
電線越しに振るにわか雨
心にたまるのは
君の泪だったのかな
寒かったけどずっと立ってた
雨はあがって
久しぶりに晴れた空
上向いていないと
また雨が降りそうで
傘は持たずに笑って歩いた
雨の後には
虹が出るかな
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