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作詞 北村 亜稀人 |
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静寂がやってくる夜の淵
何かを見失いつつあるこの僕に
どんな言葉が言えるだろう
何が、今、出来るのだろう
重ねた言葉に嘘は無いと 何に誓う事が出来る
真実が一つしか無いのだとしたらきっと
生きていく事すら難しい
上手く説明出来ないけれど
僕らは幾つもの矛盾を 言い訳を抱き かかえたままで
探り合い 傷つけ合い 目の前の今日をやり過ごしていく
弱さの数だけ道に迷い 混乱の分だけ後悔
それが僕ならば
或いは君ならば
それもまた一つのあり方だと、今思う
優しさが舞い降りる夜明け前
手元 新しい今日が輝きを放つ頃
さぁ、何が出来るだろう 慌ただしく考えだす
言うべき言葉は幾つもある 何にだって誓ったっていい
折り重なった選択肢から 正しそうな 温かそうな
幾つかを丁寧に より分けていくんだ
僕らはひとひらの思いを 上手く伝えきれないままで
誤魔化し合い 馴れあって 境目を彷徨う 振り返りもするさ
強がりの数だけ沈黙が広がる 出口求めて足掻きもがく
それが何になる、だなんて考えたくもないよ
どうするのが正しいのか また言葉を重ね直す
いつからか、気がつけば
僕らは幾つかの矛盾を 言い訳を手放せなくなっていた
探り合い慰め合って 向こうしばらくの明日へ逃げていく
否定の数だけ僕ら彷徨い 捕まえた優しさ、欠片、温もり
それが僕ならば
もしくは僕らならば
それが幾つかあるという
真実の一つならば
そうなりえるのならば
それでいい そう断言する事も
出来るだろう
そう
上手くは説明出来ないけれど
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