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Bomb 〜ボム〜 World's end & Marriage
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作詞 メリー |
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さっきまで世界だった地に
さっきまで君だったものを抱いて 目を閉じた
ひらひら舞う灰が煌めいて
二人を照らし出す頃 きっと幸せの刻がくるね
光を遮る 黒い雲の下
終わらない夜に 安息はまだ貴方を迎えにこない
可哀想だから とどめをさした
微笑んで「ありがとう」というこの瞬間
あぁ 貴方が何よりも誰よりも好きだよ
絹のように纏った死臭で
知らぬ間に 呼び寄せていた
あっちの住人の 鎮魂の歌声が
今二人を祝福して 空へと消えてくよ 鮮やかに
すこし前の
四肢のどれかが堕ちた ぼとりという音が
今もまだ耳から消せない
そしていつ取れるか解らない この腕で
いつまで君を抱いてられるかな?と想うその瞬間
不思議なくらい 優しい気持ちになれるんだよ
一滴が残らず君を愛してる
僕の血が 今飛び散って
何も無い風景に 紅みがかった 美しい虹をかける
そして僕はこの上から
ずっと貴方を見守っているよ
ふわりと足元に堕ちた
自由の白い鳥の死骸が
切ないくらい 本当の自由の到来を予感させるんだ
旅に出よう
荷物が無いから 死体を詰めよう
もちろん君もね ずっと一緒だよ
僕は世界の終焉に
色褪せない 永遠の愛を手に入れた
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