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キス
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| 作詞 メリー |
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この 胸に込み上げるものを 貴方にプレゼントしようと思って
何とか形にしたくて こねくりまわしてみたけど
今や「それ」は
とても見れたもんじゃない 形になってしまって
ゴミ箱の中でそっと佇んでる
二度と日の目を見ることもない
「僕が存在しなければ はたして何人の人が傷つかずにいられた？」
幼い頃の 疑問は
まだ解決は できてないけど
そんな想いすらも 今日は風にそよいでるから
久しぶりに 外に出てみようか
どんな悲痛で 絶望的な歌をうたっても
不思議なことに 明日も僕は 何食わぬ顔して
生きてるんだなぁ
そしていつものように 君にキスをするよ
拒みはしないとはいえ
愛されてるかどうかは伺えないけど
僕が受けた痛みを 君に少しでも正確に伝えようと思って
あれこれ付け足してみた言葉が みんな裏目に出て
「それ」本来の意味を 霞ませてた
「生きて」じゃなくて「死なないで」と謂われた時の やりきれなさ
相変わらず 古傷は
死にたくなるくらい しみるけれど
今は隣に 君がいるから
ひとまずは それでよしとしておこうか
「どんな嵐でも雲の上には いつもと変わらず 晴天がある」
ありきたりで いつもならケチつけて廻る こんな言葉も
柄にも無く 信じてみようと思えるよ
そうしたら 愛の無い君のキスにも
何か味を 感じられるだろうか？
僕の人を信じる心は相も変わらず 絶えず雲が渦巻いていて
そっちの方は 突き抜けたところで 晴れているかは 定かではないけれど
昨夜の夢に出てきた 間違い無く僕を好きでいてくれる君は
僕の予想以上に 愛らしかったから
ちょっとだけ人を 信じてみようかな？
そして今日も僕はいつものように 眠る君にキスをするよ
やっぱりいつものように ほんの少しの 快楽と絶望を感じながら
いつもと違って 一つだけ分かったことがあるから
「たとえ君が違くても 僕は愛してる」から
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