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花模様
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作詞 rydo |
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火薬の匂い立ち込める中で、
きみとふたり花、見上げる姿。。。
思い描き、ふたり繋ぐ機械に手を伸ばす。
頭の中浮かぶ言葉、
花火のようにはじけ消える。
文字にして伝えるのが、
こんなにも難しいなんて・・・
気付いたとき鳴らす着信メロディ。
すでに通話音鳴り響く。
切ろうとした時すでに遅し。
きみの声が聞こえた「もしもし」
広い空舞い咲く、儚く散り逝く花模様。
咲いたその瞬間が美しく、
その瞬間が最期・・・
震える声で返した「もしもし」
数秒間続いた沈黙。。。
勇気出してきみ、お祭りに誘い出す。
気付いたとき鳴らすドキドキメロディ。
すでに目の前、浴衣のきみ。
言おうとした時すでに遅し。
鳴り響いた夏の風物詩・・
見とれてた舞揺れる髪と、光まとった笑顔。
咲いた瞬間が美しく、
その瞬間が最後・・・
抱きしめたきみ腕の中、
微かに聞こえた「ありがとう」
ずっとこうしたかった。
ずっとこうしてたかった。
ずっとずっと遠い街へと、
旅立ったきみ、、、
また来年会えたら共に見上げよう。
空に咲き乱れる花を・・・
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