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最後のキャッチボール
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作詞 モリック |
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「キャッチボールしよ」
突然キミが言った
昔はよくしたね
ボクは照れながらボールを投げる
明日キミは旅立つ
そう思うと
一球一球が別れまでを
カウントしているようで
寂しくなる
ボクは無言のまま投げ続ける
キミとの思い出に浸っていた
急に涙があふれる
もう投げられない
とめれない
それでもキミは思いっきり
投げてくる
キミの目からも涙が出ていた
あのままずっと一緒にいたかった
どこにも行かないでほしかった
でも時間は待ってくれない
「もう時間だね」
キミは顔をぐちゃぐちゃにしていた
最後くらい笑おうと思うけど
キミの顔を見ると
一緒に泣いてしまう
「早く行けよ」
本当は行ってなんかほしくない
でもけじめをつけなきゃ
「うん バイバイ」
少しの間見つめ合ってから
キミは去っていった
旅立っていった
ボクはキミの後ろ姿に
小声で言った
「バイバイ」
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