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追憶
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| 作詞 茸さん |
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さくりさくりと落ち葉を踏む音
覚えていますか
二人で歩いたこの道を
決して美しいと言える場所じゃないけれど
ここに思い出がある
ちょうど一人分 あった僕らの距離
誰かが いるわけじゃないのに
臆病だったから
君に恋することを恐れて
僕は気付こうとしなかったんだ
手を繋ぐことも しなかったのに
なぜか 思い出は甘い
こつりこつりとヒールの音
知っていますか
僕が好きだったこの曲を
「素朴派はなんです」と言ったけれど
ここに思い出がある
ちょうど頭一つ分 あった僕らの身長差
誰かが 見ているわけじゃないのに
恥ずかしかったから
君に恋することを恐れて
僕は気付かないフリをしていたんだ
抱き締めることも しなかったのに
なぜか 思い出は甘い
今 ここに君はいない
でも僕はまだ 君に恋してるよ
あの時は否定してた言葉
きこえますか
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