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弱虫にシルバー
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作詞 愛弓歌 |
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だったら僕の鈍感さだってリアルじゃない
気付いてないわけ無いじゃない
君のプレゼントの無機質なシルバーに映る
予感に血だって流したよ
でも紡げない 直せない 壊せない
どうしようもない どうしようもない
そいつを首からぶら下げてさ
だらしなく笑うのが精一杯だよ
偶像も虚像も笑ってない
君は笑わない 僕は笑うしかない
君の次の台詞は目に見えて
僕はまた無理に話題を変える
だったら僕の強がりだって振るえなくも無い
かっこよく終わりたいじゃない
僕からサヨナラをキザっぽく切り出してあげる
バレバレの嘘だって思いつく
でも結局は 逃げ回る 逃げ回る
どうしようもない 女々しい弱虫
そいつはいつでも「愛してる」で
永遠も紡げると思っているんだ
赤茶けた影だって笑ってない
君は笑わない 僕は笑うしかない
君の次の台詞を言わせぬよう
僕はまた得意の愛してるを投げる
その時君が見せた
ひどく悲しげな顔が
やっと僕を殺した
「サヨナラ」
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