ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票投票 2 件
 コメントを書くコメント 5 件

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

月影クレッシェンド
作詞 愛弓歌
堤防に腰掛けて 右手を星空にかざす
波のリズムと月影の唄が
静まり返る世界に囁いて
僕は一人だと実感する

 僕が宇宙を理解しようとすると
 存在を押しつぶされる感覚
 そういえば懐かしい感情だ
 瞼の裏に古い記憶が映る


桟橋に横たわり 右手を星空にかざす
親とはぐれて迷子の僕が
落ち着く磯の香りを辿って
見つけた幼い世界の果て

 黒の境界に無限を感じとったら
 存在を押しつぶされた感覚
 なんでだか不安さえ消え去って
 瞼を閉じて僕は確かに消えた

  どんな安易な理由でも埋められない孤独を
  ゼロになることで癒せるんだと
  幼心に刻み込んだ熱帯夜の漣が
  単調な音で歳月を滲ませていく

   黒の間に溶けて消えたいと
   思ったのは今日で二度目だったけど
   僕はあの日失った光の欠片を
   未だ見つけられないでいるんだ

   仄かに照らす月のその下で
   ただ静かに揺れる水面を見つめ
   凪いだ胸がざわついた微かなノイズが
   唄を掻き立てていくのを感じる


堤防に横たわり 左手を右手に重ねる
指の間を月影が零れ
存在意義の疑問符を蝕み
唄はいつの間に世界を包む

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 月影クレッシェンド
公開日 2010/08/24
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント テーマ「ノスタルジア」。ちょっと物足りないところを追加。気に入ってます。構成:ABABCSSAです。
愛弓歌さんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ