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最終列車
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作詞 brave heart |
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蝉の鳴き声が
誰もいないホームに響く
予報では
雨が降るって
いってたのに
右手に持った
傘で何度も
アスファルトを
つついてた
鈴虫の鳴き声が
誰もいないホームに埋まる
予報では
猛暑になるって
いってたのに
夜になると
ちょっと冷たい
タンクトップ一枚の
自分を見て
鼻で笑った
「俺馬鹿だな」
少し
寒気がした
少し
鳥肌がたった
きっと寒さだけじゃないんだろ
満天の夜空に響くのは
君の笑い声
幸せを思い出すたび
冷たい風が吹く気がして
列車が僕を照らす
そのときに見えた
一滴の涙
その涙は今でも
何のために
流した涙か
わからないんだ
最終列車が告げる
今日一日の終わりを
残酷なことに
僕はこの列車にのらないと
家に帰れない
どこにいたって
ひとりぼっちには
変わりないのに
今だけの居場所が
ほしかった
列車の中は静かで
ガタンゴトン
たったそれだけ
通り過ぎていく
景色たちに
今日のことを
たずねてみる
景色は変わっていくばかりで
まともに話なんか
聞いちゃくれない
そのときに気付いたんだ
君は僕の中に居座りすぎたことを
自分のポッケの中
探ってみても
出てくるのは
ガムの紙くずと
小銭ぐらいだ
君とのステキな思い出
あるかなぁって探ってみたら
溢れるばかりの思い出ばかりでてきて
それと同時に涙溢れた
その時気付いたんだ
僕のこの涙は
君をどれだけ
好きだったのかを
最終列車が告げる
今日一日の終わりを
すばらしいことに
この列車を降りなければ
家に帰れない
何を変えようとしたって
君が心の中にいるのは
変わりないんだから
ほんとのところは
忘れたくない・・・
なんて
情けないこと言えない
それが男ってヤツだろ?
多分な
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