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僕に浮かぶ
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作詞 UTAO HIRO |
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本当を言葉にしたら嘘になった
見えてるものは触れずに見詰める
捕まえようとするから壊れるんだ
とらえられた魚は、それ以上の意味を持たず
便利な言葉に切り分けられ、人の前に並べられる
宇宙を泳いでいるシーラカンスをも
刃物はただの固体にしてしまう
壊れた細工を大事に集める誰かが通り過ぎた
足跡を見てれみれば破片が点々と落ちている
それにも気付かず彼は進む
宇宙の果てまで歩いて進めなくなって
たった一人で 世界を見た
繋がるすべてが生きていて、
丸い星の中心に僕がいた
何も言わず僕を抱く
評価しない
奪わない
疑わない
安心してよ 何も取り上げないよ
僕の宇宙を、触れずに眺める
シーラカンスは壊れなかった
言葉にすると嘘になるから
見えてるものは言葉じゃないから
ただ見詰めてくれよ
そしたら本当の、僕をあげられるよ
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