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少年プロムナード
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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子供の頃の 約束なんて 一つも覚えてない
勇者の剣も 魔法の杖も 僕には関係ない
ポケットを叩いても ビスケットの数はそのままで
カラフルな未来 想像しては
何を期待してんだろな
沢山の言葉を吐き出したつもり
確かな何かを伝えていたつもり
主役になれる気がして ずっと脇役のまま
向こうが見えなくて まだ背伸びしたまま
ねぇ 分かんないよ いつかみたいに
僕にしか出来ないことが
変わり映えしなかった この道も 僕も
あの日とおんなじ風が吹くよ また今日も
変わり映えしないんだ この空も 僕も
あの日とおんなじ風が吹くよ また明日も
机の中を 探したところで タイムマシンはない
子供だましも 大人だましも 僕には見付からない
どれだけ望んでも 望むだけなら誰でも出来て
カラフルな未来 手に入れたくて
毛布を深くかぶるんだ
頭ん中 不安と弱さは降り積もり
朝梅雨の葉っぱの上にカタツムリ
何かが出来る気がして 何も出来ないまま
カレンダーは捲れて 予感は予感のまま
ねぇ 教えてよ いつかみたくさ
僕にしか出来ないことを
変わり映えしなかった この道も 僕も
あの日とおんなじ風が吹くよ また今日も
変わり映えしないよな この空は いつも
あの日とおんなじ風が吹くよ また明日も
あの日とおんなじ身体で
あの日とおんなじ眼で
あの日とおんなじ心で
あの日とおんなじように
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