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TRAIN
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作詞 掛布 |
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たったの二駅だけのつもりだったのに
ガラスの反射に君を見つけたんだ
扉に寄りかかり外を見つめる横顔に
騒がしい物音も右から左へ
時間が止まったら・・・ 電車が止まったら・・・
無情にも5分後、目的地へ
遅刻覚悟でもう一駅
どこまで行くのかな?揺られ揺られて
鈍行列車は乗せては降ろして進んでく
結構遠くへ来てしまったな
ホームに降り立ち、逆方向へ
同じ時間に同じホームから乗ってみた
辺りを見回せば君は遠い席
次の駅でお婆ちゃんが子供を連れて乗り込んだ
座席を譲り君はこっちへやって来た
隣に君がいる すぐ隣に君がいる
無情にも2分後、目的地へ
性懲りも無くもう一駅
二人してケータイを取り出した時
大きな偶然に気付き思わず話しかけた
「ケータイストラップ一緒ですね。」
すぐさまハッとなる 「何言ってんだ、俺・・・。」
後悔が止まらない 時間も止まらない
ゆっくり横を向いてみると
気のせいか笑顔の君がいる
色んな話してメアド交換
快速列車は俺と君だけを乗せてゆく
結構遠くへ来てしまったな
ホームに降り立ち、逆方向へ
何故だか君がいる・・・俺と同じだった
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