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水無月輪舞曲
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作詞 緋宵 |
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神様の涙に濡れた
路地を花咲かせ歩く
青いお気に入りの花
涙枯れ果てた跡に忘れた
今日が憂鬱なのは
冷たいの礫を防げないから
青い花枯れ果てた今
私は何に縋ればいいのだろう
窓の外 ぼんやりと眺めて
呟く言葉 歌に乗せてみた
礫で曇るガラス見つめて
そっと人差し指を這わせて見る
一つの道 虚空を彩って消えた
明日に備えた花束
何色で空を奏でよう
赤 白 黄色 咲き誇り
懐かしい童謡(うた)を思い出した
雫の中 咲き誇る花達
路地に立ち 埋もれた私
新しい花悲しく陰るから
くぅるくると回る空 踊る花
路地の花 今だけは私のもの
涙の後 閉ざされた花達
一つだけぽつり 取り残された
閉じかけた花 もう一度開く
鮮やかな姿 もう少し見せていて
もう君を 忘れないために
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