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泉
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| 作詞 林檎 |
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とあるところに
大きな穴が
ひとつ厭いていた
それは自分で掘った穴なのか
『被害妄想』という名のシャベルで
その穴から出てくるものは何なのか
いくらほっても見つからない
癒しという水
それなら掘って掘って掘りまくろう
絶望の次に何かがあると信じて
とあるところに
小さな穴が
奥深くまで伸びて厭いていた
それは他人が掘った穴なのか
『虐遇』という名のスコップで
その穴はどこまで掘り進められるのか
いくら掘ったって同じものばかり
痛みという土
それならいくらでも掘ってやろう
水が出てくるまで
心の穴に泉を作ろう
癒しの水で
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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