|
|
|
刀
|
作詞 シークエンス |
|
雪はいつか溶けるはずと言いつつ
永久凍土と成り果てていた
涙は温もりを与えてくれると言うけれど
冷えた氷柱となってしまっていた
澄みきった刃が
凍てついた心を
斬り裂く
八つ裂きにしても
その刃は血を吸わない
錆びるを知らずに
ただただ狂気を振るう
無の闇に抗うこともできずに
奈落の底へと沈んでいく
命さえあれば希望はあると言うけれど
それは俺を盲目にさせた
眩い閃きが
濁った心を
斬り落とす
歪み切った無は
どこまでも透明で
染まるを知らずに
ただただ存在を消し去る
ああ、海と空の果ては――。
歪み切った無は
どこまでも透明で
染まるを知らずに
ただただ存在を消し去る
見えるだろう 波が
|
|
|