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転生
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作詞 シークエンス |
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静かに輝くあの満月に憧れて
落日を背にどこまでも駆けて行った
取り憑いていた黒き気配が消えた頃
蒼い海原がどこまでも続いていた
塔の光に背を押され
黄金の道に飛び込んだ
影よ お前は背後に潜んでいたのか
待ちに待ったホーリーナイト
きっと届くと信じていたが
消えたと思ったシャドウナイト
逞しき腕に引き摺られる
沈んでいく どこまでも
ゆらりゆらりと光が差し込み泡となる
更なる光を切望して浮いて行った
差し込んでくる白い光が眩しい頃
蒼い星空がどこまでも広がっていた
うねる波に背を押され
銀の海から飛び立った
澱み濁り滞る流転
歪み捩れ交わる螺旋
繰り返しているように見えるが
同じ道を歩むことはない
浮かぶ月を手に入れたいと
竜巻の中を掻い潜る
上昇気流に飛び乗って
遥かなる天へと舞い上がる
待ちに待ったホーリーナイト
きっと届くと信じている
ついに消えたシャドウナイト
道を阻むものはもういない
届いた
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