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境界線
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作詞 brave wings |
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「朝だよ」と僕に告げる目覚まし音
あの日のように心地よい響が聞きたいよ
君の携帯番号を教えてもらって、喜んでた
3月のあの日は幻のように
見えなくなっていく・・・
最後の校門を君は友達と歩いてたね
はしゃいで、笑ってた。ケラケラと
今日が会える最後の日で、明日からは
境界線が引かれちゃう。なのに・・・
君は桜を背にして去っていく・・・。
言いたいことがあるのに 「さよなら」の
言葉すら言えずに境界線は引かれてしまった。
境界線が引かれて、メールだけが
君へと繋がる唯一のモノだった
「会いたい」それしか考えられない僕を
殺風景な景色に並ぶ街路樹が、あの町を
思い出せて余計に切なくさせるよ・・・
もう、君へと続く道は途切れて見えない・・・。
12時間の間を繋ぐものは何もなくて
ただ、ただアルバムをめくってはため息だけが漏れる。
君は少しずつ消していくんだろう・・・。
僕の記憶やメール。僕にまつわる全てのモノを
「ごめんね」の言葉や想いは届かない・・・
今、「しつこい」って友達に相談してるのかもしれない
きっと、許してはもらえないだろう・・・
僕は君のなかで、「悪者」として消されていくんだろう・・・
僕と君の間に引かれた境界線・・・。
会うことができない、謝ることのできない、
深い深い境界線に涙は届かない
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